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座禅を組んで心を落ち着けたり、お茶をたてたり、小さな枯山水を自分の手で作ったりと、体験を通して自分と向き合える「ZEN＆BED 望月庵（ぼうげつあん）」。
山梨県甲州市にある、武田信玄の菩提寺「乾徳山 恵林寺」に隣接する宿坊です。滞在の目的は、禅体験を通して自分と向き合い、心と体をデトックスすること。周辺には温泉やワイナリー、フルーツ狩りができる果樹園などがあり、温泉やワイナリーもあわせて楽しめます。

禅を通して心身をリセットする宿坊ステイ

望月庵は、禅体験ができる宿坊です。禅を知り、感じ、学ぶことで心身をリセットする宿坊ステイで、自分と向き合うことができます。
おすすめは、坐禅、お茶、ミニチュア枯山水、精進料理、カウンセリングといった禅プログラムを現職和尚のアテンド付きで体験できるフルパッケージプラン。和尚の法話を聞いたり、禅の観点からアドバイスを受けたりすることもできます。
自分と向き合う貴重な体験を通して、新たな気づきを得られるかもしれません。ほかにも、座禅やお茶セレモニーに夕朝食が付いたプランや、素泊まりプランもあります。

座禅やお茶、ミニチュア枯山水を体験できる禅プログラム

望月庵では、20～30分の座禅を2セット行う座禅体験ができます。座禅の目的や、仕方について僧侶が丁寧に説明してくれるので、自己流とは違う正しい座禅のやり方を習得できるのが魅力。最初に5分ほど練習があるのも安心です。

禅体験には、季節の菓子と抹茶を楽しむお茶体験や、砂と岩を使ってミニチュアの枯山水を作る体験も含まれます。無心になることで禅の世界にふれられる、静かで大切な時間です。

夕食は、もちろん精進料理

食事もまた、禅における大切な修行のひとつです。夕食に提供される精進料理は、仏教の戒律五戒により動物の殺生を避けた、野菜や豆類を中心とする菜食料理。食を通して、自然と対話しながら命あるものへの感謝の気持ちを育みます。丁寧に作られた、盛り付けも美しい料理を楽しみましょう。隣接の茶房「一休庵（いっきゅうあん）」でいただきます。

1～5名まで宿泊できる4つの部屋で、快適に宿泊

宿坊の建物は、隣接した恵林寺の住職が庵として使っていた家屋をリノベーションしたもの。ご本尊を安置した本堂、僧侶による法話やミニチュア枯山水といったワークショップを行う場となるラウンジもあります。ラウンジでは宿泊者同士で語らうのも自由です。

宿泊用の部屋は4室あり、いずれもい草の香り漂う畳や襖障子による落ち着いた空間。茶室として使われていた水屋の残る部屋や中庭に面した部屋など、和の情緒を感じながらくつろげる雰囲気です。

あわせて楽しみたい、周辺スポット

望月庵の周辺には、富士の絶景やきらめく夜景を望む「ほったらかし温泉」をはじめ、「はやぶさ温泉」、「花かげの湯」など、立ち寄りで入浴できる温泉施設があります。ほったらかし温泉へは車で約15分、はやぶさ温泉や花かげの湯へは車で2～3分と徒歩でも行ける近さ。
また、ブドウの産地として知られる甲州市だけあり、近くのワイナリーで見学や試飲を楽しめるのも魅力。フルーツ王国・山梨が誇る、果樹園でのフルーツ狩りもおすすめです。

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