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岩手県の約6割を占める北上山系。その標高700〜850mの窪地に位置する「なかほら牧場」では、日本でも数少ない山地(やまち)酪農の手法で放牧を行っています。広大な敷地を自由に駆け回り、ストレスフリーな環境で育った牛から絞られた牛乳には、どんな特徴があるのでしょうか。
山地酪農を行う「なかほら牧場」ってどんなところ?
なかほら牧場の敷地はおよそ130ha。野球場のグラウンド130個分の広い山で約200頭の牛が自由に生活しています。牧場長の中洞さんの経歴や、牧場の生活を詳しく紹介します。
牧場長は中洞正さん
なかほら牧場の牧場長は、岩手県宮古市生まれの中洞正さん。東京農業大学在学中、猶原恭爾(なおはら きょうじ)先生が提唱する山地酪農に出会い、1984年に岩手県岩泉町にて酪農を開始します。牛舎を持たず、牛は昼夜放牧。自然交配・自然分娩・生後2ヶ月の母乳哺育といった、無理のない生き方をさせることで健康な牛を育成し、牛乳や乳製品などの商品開発・販売までを一貫して行っています。
牛たちの生活
牛たちは自生する野シバやクマザサなどを食べ、好きなところで排泄します。排泄物は天然の肥料となり、自然の中を循環していきます。狭い牛舎の中でほとんど運動することなく過ごす一般的な飼育方法と違い、牛たちは起伏に富んだ山林を自由に移動して生活しているため、運動不足の心配も無用。健康で、病気にもほとんどかからないそうです。
粗飼料飼育のメカニズム
牛は本来草食ですが、現在の酪農は穀物飼料を与えることが一般的です。本来の食性と異なる穀物を大量摂取することで、胃に病変が出て、薬を投与される牛も多いそう。また輸入主体の穀物飼料には、遺伝子組み換えやポストハーベスト農薬の問題もあります。
粗飼料飼育による草食生活をしている牛は、草から得られるタンパク質を、4つある胃のうちのひとつ、第1胃の中にいる微生物に渡して「利用しやすいタンパク質」に変換・増量して摂取します。私たち人間には食べられない「草」をタンパク質に変えることができる消化吸収システムを、牛はもともと持っているのです。
その素晴らしいメカニズムを生かした粗飼料飼育で、健康的な生活をしている牛からは、美味しい牛乳が生まれます。
なかほら牧場のミルク&ノンファットミルク
ストレスフリーに育った健康な母牛から搾られるミルクは、とても風味豊か。「ホモジナイズ加工(脂肪球の均質化)」をせず、低温殺菌しているため、「中洞牧場牛乳」の瓶の口には生クリームがたまります。これは乳脂肪分が固まってできたもので、自然のままのものである証し。最高の環境で作られたこの牛乳は、数々の賞も受賞しています。
「中洞牧場牛乳」から乳脂肪分を取り除いた、低カロリーなノンファットミルクもおすすめ。乳脂肪以外の栄養素はミルクとほとんど変わらないので、ダイエット中の方にも安心です。
【ご当地牛乳グランプリ最高金賞】なかほら牧場 牛乳 500ml[冷蔵] 価格:1188円 |
なかほら牧場の美味しい牛乳で健康的な生活を
自然のままの生活を送ることで健康でいられるという山地酪農には、デジタルやケミカルにどっぷり浸かった生活をしているストレスフルな現代人にとっては、見習うところが多そうです。まずは自然のままの風味豊かな、なかほら牧場の牛乳をゆっくり飲んでみませんか?
牛乳やその他乳製品はオンラインでの購入も可能なので、ぜひ実際に味わってみてください。
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