名物千人風呂も！酸ヶ湯温泉を楽しもう！

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青森県、十和田八幡平国立公園の北部に当たる、八甲田の主峰大岳の西麓に位置する酸ヶ湯（すかゆ）温泉。全国的にも有名な温泉どころなので、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。この記事では、そんな酸ヶ湯温泉でも唯一無二の「千人風呂」を持つ酸ヶ湯温泉旅館の魅力や泉質などを詳しくご紹介します。ぜひ、訪れる際の参考にしてみてください。

酸ヶ湯温泉はどんな泉質？何に効果があるの？

はじめに、酸ヶ湯温泉全体の特徴や泉質について解説していきます。酸ヶ湯温泉は、1684年に狩人の小山内佐ヱ門四郎が発見した温泉といわれています。あまり聞きなれない「酸ヶ湯温泉」という名前の由来は、諸説ありますが、負傷した鹿がこの湯につかり傷を癒やしていたことから「鹿の湯」と呼ばれ、後に転じて「酸ヶ湯」になったといわれています。昔から評価の高い温泉で、昭和29年には、数ある全国温泉のモデルケースとして「国民保養温泉地第1号」の指定も受けました。

酸ヶ湯温泉の泉質は、酸性硫黄泉です。この泉質は、一般的に、能神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩などの症状に適応があります。

酸ヶ湯温泉旅館の魅力は何といっても千人風呂

酸ヶ湯温泉旅館の魅力は、やはりなんといっても温泉にあります。浴槽に特徴があり、お風呂は「千人風呂」の名前の通り、男女混浴で「千人入れる」ほどの巨大な浴槽。こちらの旅館の名物となっています。

千人風呂は、基本的には男女混浴となっていますが、午前8時～9時と午後8時～9時の入浴は女性専用。混浴に不安があるという女性でも、この時間帯であれば、気兼ねなく安心して千人風呂を楽しむことができます。

酸ヶ湯温泉旅館にはどんなプランがあるの？

酸ヶ湯温泉旅館には、どのようなプランがあるかについてもご紹介します。大きな特徴としては、通常の旅館のプランにプラスして、連泊が可能でお得な湯治プランもあります。このプランは、湯治目的で訪れる人はもちろん、じっくりと温泉に入りたい人にもおすすめです。

また、通常プランも和室の部屋を中心に、温泉旅館ならではのゆったりした時間を過ごせます。のんびりとした時間を過ごしたい方にうってつけのおすすめな旅館といえるでしょう。

酸ヶ湯温泉の周辺施設にはどんなものがあるの？

せっかく青森に行くのであれば、周辺の観光スポットを楽しみたいところ。酸ヶ湯温泉旅館の周辺は、自然が豊かな土地柄となっています。中でも、有名な場所として、爆裂火口の跡に温泉が湧出している「地獄沼」や、八甲田山の遭難救助等で数多くの功績があり、黄綬褒章を受章している山間案内人の「山仙鹿内辰五郎頌碑」などがあります。