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アジア圏で大ヒットした韓国ドラマ『愛の不時着』は、主人公たちの出会いとエンディングのエピソードをスイスで撮影しています。ロケ地はユングフラウ地方とチューリヒ近郊で、すべて公共交通機関を使って訪問することができます。丸2日で10か所以上の撮影ポイントを周遊できるプランを2回に渡りご紹介します。
※モデルプランのタイムテーブルは2022年9月の平日ダイヤを採用しています。

ユングフラウ地方はスイスの中央部に位置する、アクセスしやすい山岳エリアです。このエリアの観光の目玉は、ヨーロッパで最も標高の高い鉄道駅(3454m)があるユングフラウヨッホの展望台。第16話ではこの展望台を訪れるジョンヒョクとソ・ダンの2人と、少しすれ違いながらやはりここを訪問するユン・セリの姿が描かれていました。

ユングフラウヨッホへは、グリンデルワルトから2020年12月にオープンした最新型のロープウェイ「アイガー・エクスプレス」と「ユングフラウ鉄道」でアクセスできます。主人公たちも上っていたスフィンクス展望台からは周囲360度の景色を見ることができ、ここに上る登山鉄道の歴史を知ることができる展示や、氷河トンネル「アイスパレス」など見どころいっぱいですので、1時間以上の滞在時間を予定しておきましょう。

クライネ・シャイデックは、主人公の2人がパラグライダーを楽しむ人を見上げるシーンと、ユングフラウヨッホ展望台に到着した登山鉄道のシーンで登場しています。この駅の標高は2061mで、2つの麓駅から上る登山鉄道の終点に位置し、以前はユングフラウヨッホに上るユングフラウ鉄道の始発駅でした。

クライネ・シャイデックまではユングフラウ鉄道の麓駅アイガーグレッチャー駅から登山鉄道または1時間ほどのハイキングで下ることができます。よく整えられた下り坂の道で、クライネ・シャイデック駅到着直前に、2人が第2話のシーンで立っていたハイキング道のポイントに立つことができます。


フィルストはグリンデルワルトの麓駅からロープウェイを使い25分でアクセスできる展望台で、駅の標高は2166mです。アイガーを遠望でき、各方面へのハイキング出発点としても人気の高いスポットです。中間駅のボルトから終点フィルストの間でさまざまなアクティビティが体験でき、複数のアクティビティを楽しむことができるセット券も販売されています。

ドラマではハイキング道の途中で、ジョンヒョクとソ・ダンのツーショット写真をユン・セリが撮るシーンが撮影されました。ユン・セリがついにジョンヒョクと再会する、最終話のパラグライダー着陸シーンもこのエリアでの撮影です。

グリンデルワルトは日本人にも人気の高い山岳リゾートで、ユングフラウ観光のベースとして最適の場所です。記事の訪問プランはグリンデルワルト滞在を前提に作りました。アイガー・エクスプレスに乗れば村を空中から見ることができますし、ユングフラウヨッホ観光のためのアクセス時間も大幅に短縮できます。

インターラーケンはユングフラウ地方のゲートウェイの町で、2つの湖の間に位置しています。第16話の演奏会場のシーンで、町の中心部に位置しているヴィクトリア・ユングフラウ・グランドホテル&スパが登場しています。宿泊できればベストですが、すばらしいレストランやスパ施設もあり、ビジターとして訪れてもこのホテルの魅力に触れることができます。

グリンデルワルト発でスケジュールを組むと、以下のように動くことができます。山の天気は変わりやすいですが、午前中の天候が安定していることが多いので、早めの時間から行動することをおすすめします。展望台も朝早くは比較的空いています。ユングフラウヨッホは鉄道駅が標高3454m、最も高いスフィンクス展望台が3571mです。酸素が薄いのでゆっくりと歩き、アルコールは控えたほうが安心です。
フィルスト展望台からの最終のロープウェイは17:30なので、それよりも前に現地を出発しましょう。フィルストからグリンデルワルト鉄道駅までは、バスを使わなければトータルの所要時間は40分ほど。元気があれば、グリンデルワルトから所要35分で到着するインターラーケン・オストまで行き、駅から徒歩約15分のヴィクトリア・ユングフラウ・グランドホテル&スパを訪問し、1日目のロケ地巡りは終了です。
ユングフラウ地方でロケ地を巡るプランはいかがでしたか? アイガー・エクスプレスができたことで、周遊方法にバリエーションが増え、ますます魅力的なエリアとなりました。フィルストもアクティブに楽しめる場所です。ロケ地巡りを優先にぎゅっと詰め込みましたが、できればもっと時間を取ってさまざまなコースのハイキングも楽しんでみてください。
次回Part2の記事ではブリエンツ湖とチューリヒを巡るプランを紹介します。
フリーランスのフォトグラファー。会社員時代は、海外旅行ガイドブック編集部で52カ国を担当。特に北欧、スイス、オーストラリアの取材経験が豊富。