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新潟・長野・山梨の3県からなる「甲信越地方」は、「甲斐(山梨)」「信濃(長野)」「越後(新潟)」という旧国名に由来する呼び名で、今もなお多くの場面で使われています。このエリアは、雄大な山々や美しい湖、そして日本海など豊かな自然に恵まれ、関東や中部、北陸エリアからのアクセスも良好。夏にはそのロケーションを活かした風情ある花火大会が各地で開催されます。今回の記事では、2025年に開催される甲信越地方のおすすめ花火大会を10カ所に厳選してご紹介。海・山・湖を背景に打ち上がる、地域ならではの絶景花火をぜひチェックしてみてください。夏の旅行や週末レジャーの計画にもぴったりです!
新潟県
夕日に咲く花火、ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会

新潟県柏崎市で開催される「ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会」は、“川の長岡、山の片貝、海の柏崎”と並び称される「越後三大花火」のひとつ。広大な日本海を舞台に繰り広げられるその圧倒的なスケールは、他ではなかなか見られないスケール感です。600メートルに及ぶ堤防から打ち上げられるワイドスターマインや、海に向かって打ち込まれる海中空スターマイン、さらには尺玉100発の同時打ちなど、迫力満点の演出が観客を魅了します。名物「柏崎市民一同」花火には、地域の誇りと想いが込められています。息をのむような90分間。日本海を背に、夏の夜を締めくくるドラマチックなひとときを、ぜひ体感してみてください。

70年の歴史、新潟まつり花火大会

新潟の夏を彩る「新潟まつり」は、4つの歴史ある祭りがひとつになって誕生した、新潟市最大の夏の祭典です。2025年は、8月8日(金)から10日(祝)までの3日間にわたり開催され、多彩なイベントが新潟の街を活気で包みます。そのフィナーレを飾るのが「新潟まつり花火大会」。信濃川河畔を舞台に、音楽とシンクロした華やかな音楽花火や、川幅を活かしたワイドスターマインなどが夜空を鮮やかに染め上げます。色とりどりの花火が、川面や街並みに映り込み、幻想的な光景をつくり出します。歴史と現代が融合する、新潟の誇る夏の一大イベント。信濃川沿いの風景と一体になった圧巻の花火を、ぜひ五感で味わってみてください。

市民参加の大型スターマインが魅力、おぢやまつり大花火大会

新潟県小千谷市で開催される「おぢやまつり」は、街全体が一体となって盛り上がる市民総参加型の夏祭り。ラストを盛り上げるのが、県内でも屈指のスケールを誇る「おぢやまつり大花火大会」です。舞台は信濃川・旭橋下流の河川公園。約7,000発の花火が夜空を美しく染め上げ、夏の夜をドラマチックに演出します。特に見逃せないのが、ラストを飾る「超ワイドベスビアス大スターマイン」。市民の募金によって打ち上げられるこの花火は、その名の通り圧倒的な広がりと轟音が魅力で、会場は感動と歓声に包まれます。地域の想いが込められた花火と、人々の笑顔があふれる祭り。心に残る夏のひとときを、小千谷で味わってみてはいかがでしょうか。

長野県
火の粉の注意アナウンスも。花火が近い第38回信州上田大花火大会

長野県上田市で開催される「信州上田大花火大会」は、約8,000発の華やかな花火が夏の夜空を彩る、地域に根ざした人気イベントです。スターマインをはじめ、音楽とシンクロして打ち上がる花火の演出は、目にも耳にも迫力満点。特にフィナーレは、圧巻のクライマックスとして多くの観客を魅了します。最大の見どころは、地元の煙火業者3社による競演。それぞれの花火師が腕をふるい、技術と創造力を結集させた打ち上げは、まさに芸術の域。観る者の心に深く刻まれることでしょう。会場周辺には、バラエティ豊かな屋台も並び、上田ならではのグルメや地元の雰囲気も存分に楽しめます。迫力ある花火とともに、味わい深い夏の夜を心ゆくまで楽しんでみてはいかがでしょうか。

全国から集まる斬新な花火が魅力的。全国新作花火チャレンジカップ2025

6年ぶりの開催が決定した「全国新作花火チャレンジカップ2025」は、伝統の「全国新作花火競技大会」が装いを新たにして生まれ変わった注目のイベントです。長野県・諏訪湖という日本有数の花火ロケーションを舞台に、全国から選ばれた20名の気鋭の煙火師たちが、従来の技術や型にとらわれない“自由な発想”で創作した新作花火を披露します。今年度のテーマは「色彩が優れ、華麗であること」。9月に予選4回を開催し、各回の1位と、全体の2位の中でもっとも評価の高かった1名の計5名が、10月の決勝へと駒を進めます。花火はすべて、煙火師自身がコメントとして表現する“イメージ”に沿って演出され、技術力だけでなく表現力・芸術性も審査の鍵。水面に映える光と色、湖に反響する音の響き……諏訪湖ならではの幻想的な空間で繰り広げられる、新時代の花火競技を、ぜひその目でご覧ください。

「安曇野はひとつ」をテーマに。安曇野花火

長野県安曇野市で開催される「安曇野花火」は、市内の若手経営者たちが市や地域団体と連携し、地元の力でつくり上げてきた夏の恒例イベント。毎年多くの来場者でにぎわいを見せる、地域に根ざした花火大会です。18回目を迎える2025年は、安曇野市制施行20周年の節目の年。これを記念し、特別なスターマインの打ち上げも予定されており、いつにも増して華やかな夜となることでしょう。約4,000発の色鮮やかな花火は、音楽と絶妙にシンクロしながら夜空を彩り、川面に反射して幻想的な風景を演出。視界いっぱいに広がるワイドスターマインの迫力と美しさに、会場全体が包まれます。会場は全席有料制となっており、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと花火を楽しめるのも魅力のひとつ。大切な人と特別なひとときを過ごすのにぴったりな、安曇野の夏の夜をぜひご堪能ください。

山梨県
花火の日は山梨に。第37回 神明の花火大会

山梨県市川三郷町で毎年8月7日、“花火の日”に開催される「神明の花火大会」は、県内最大級・約2万発の打ち上げを誇る一大イベントです。笛吹川河畔・三郡橋下流を舞台に、音楽と完全にシンクロしたプログラムで展開される花火は、ただ美しいだけではなく、物語性のある感動の演出で観る者の心を揺さぶります。大会後半には、視界いっぱいに広がる大規模ワイドスターマインや、大玉花火の連発による圧巻のクライマックスが登場。毎年異なるテーマに沿って構成されており、その年ならではのメッセージが夜空に描かれます。会場には約80の屋台が立ち並び、グルメやお祭り気分も楽しめるのが魅力。例年約20万人が訪れる人気大会のため、混雑を避けるには公共交通機関の利用や早めの来場がおすすめです。有料観覧席も充実しており、場所取りの心配なく花火をゆったりと楽しみたい方にぴったりです。

絶景の河口湖の夜空を彩る、河口湖湖上祭

1917年(大正6年)に始まり、100回を超える歴史を誇る「河口湖湖上祭」。富士山のふもと・河口湖で開催されるこの花火大会は、富士五湖最大規模の夏祭りとして知られ、毎年多くの観覧者を魅了しています。見どころは、音楽とシンクロして展開するミュージカル花火や、視界いっぱいに広がるスターマイン、迫力満点の大型打ち上げ花火。水面に映し出される花火の輝きと、背後にそびえる雄大な富士山が織りなす光景は、まさに唯一無二の美しさです。会場周辺の大池公園から小曲トンネル沿いの湖畔には、地元ならではの創意工夫に満ちた出店が軒を連ね、夏祭りらしい賑わいを楽しめます。グルメやお土産を楽しみながら、夏の一夜をゆったりと満喫してみてください。


夏の旅行の思い出に。笛吹市夏祭り 石和温泉花火大会

山梨県笛吹市・石和温泉エリアで開催される「笛吹市夏祭り」を締めくくる華やかな花火イベント。1万発超の花火が夜空を彩る、夏の風物詩です。注目は、音楽とシンクロして打ち上がるミュージックスターマインや、七色の輝きが夜空に広がるレインボースターマイン。昨年よりも河川敷を広く活用した演出が加わり、さらにスケールアップしています。打ち上げ会場と観客席の距離が近いため、まるで花火の“傘”の下に包まれているかのような迫力と臨場感を体感できるのも、この大会ならでは。温泉街ならではの情緒あふれる雰囲気とともに、心に響く夏のフィナーレをぜひお楽しみください。

絶景と共に花火を楽しむ。山中湖 報湖祭 花火大会

毎年8月1日、山梨県山中湖村で開催される「報湖祭(ほうこさい)」は、大正時代に始まった歴史ある祭典です。「殉職者の霊を慰め、湖の恵みに感謝し、無病息災を祈る」そんな思いを込めて行われる、心温まる行事です。この祭りは、文豪・徳富蘇峰(とくとみそほう)によって命名されたもので、富士五湖エリアの花火大会の先陣を切る存在としても知られています。山中地区(山中湖湖畔)と平野地区(山中湖みさき)の2カ所から、約10,000発の花火が45分間にわたって打ち上げられ、富士山を望むロケーションに広がる壮大な景色をさらに華やかに彩ります。澄んだ湖面に映し出される花火の光と、夏の夜に幻想的に浮かび上がる光る山小屋の富士山。荘厳な自然と光の共演が織りなす幻想的な空間は、まさにこの時期だけの特別な体験です。


自然広がるロケーションで楽しめる花火大会
今回は、新潟・長野・山梨の3県で開催される注目の花火大会をご紹介しました。甲信越地方の花火大会は、海・湖・山といった自然豊かなロケーションを舞台に、色鮮やかな花火が夜空を美しく彩ります。関東・東海・北陸エリアと隣接しているためアクセスもしやすく、週末の小旅行にもぴったり。花火とともに、自然の絶景に癒される夏のひとときを過ごしてみませんか?
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